2014年03月31日

デッサンの魅力

151.JPG
デッサン力は続けていないと劣化する。過去に多少ともデッサン力を身につけたのでこの年になってもなんとか現状維持を保っている。最近デッサンが重視されない傾向にある。感性のみの作品が横行しているが、デフォルメするにしてもデッサン力がないと直ぐ壁にぶち当たり、何年たっても構成に進化が見られない。
行き詰まったらデッサンに戻れとよくいわれる。いかに真実の一本の線を見つけるか、線と面で自然の景をいかに把握するか。人物デッサンにその線が如実に現れる。人間は意外と二つの眼があるにも関わらず対象物を見ていないものだ。眼を使わず今までの人生の知識で物を見てしまう。先入観で物を見ているそうでなければ
省略しなけば人間疲れてしまう。新人にデッサンを描かせると顔が大きく、顔の細部に集中する。人間は顔と錯覚しているのである。手や足が全く小さく雑に描いてしまう。毎日毎日手を動かし見ているのに手足を描くのに難渋してしまう。デッサンは脳に革新を起こすことでもある。