2011年06月27日

人物デッサン(バレリーナ)

大阪でバレーの指導をしているバレリーナがモデル、今まで何回かモデルになって貰っているが、さすが平素の訓練の賜物か形を綺麗に決めてくれる。手と足の位置が動かないこと、これが動くと新人の人はデッサンが大きく狂ってしまう。まだ床に座す、椅子に座るポーズに限定しているが、クロッキーをやるとさらに面白い研さんの糧になると思う。初心者の欠点は人物の中身を描こうとすること、顔の表情まで描きこむ。今まで生きてきた人生の先入観が狂わせてしまう。人物の美しさは顔ではない。姿態の美しさである。空間に存在する人間の形なのである。空間の間を切り裂く一本の繊細な線が人体を形づくる。
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くれは人物デッサン教室

池田市でデッサン教室を開催している。5−6人の参加でバレリーナ、留学生等をモデルに基礎技術の研さんを目的、初心者からベテランまでさまざま。制作に迷ったらデッサンに戻れとよく言われる。いろいろな画材をつかって描くにしても、デッサンは基本、この基本がしっかりしていないと自由奔放な作品は望むべくもない。直ぐ壁にぶち当たる。結局は線と面で二次元の画紙にいかに表現するか。セザンヌ、ピカソ、浮世絵然り。デッサンは100枚、200枚描くうちに様になり、手が勝手に動き出す。面に空間がつかめるようになる。一本の線に美しさが宿る。手塚治虫さえ365日アニメの映画を見続けて1000枚、2000枚と漫画を描き続けたと
記述している。継続と努力と好奇心と集中力が天才を生み出すのである。
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2011年06月14日

広島の猫

6月に広島を訪ねる。夕方原爆ドームの傍に猫二匹見つける。いつもこの公園が生活の場所、優しい顔立ち、
ほどほどに慣れている。人間と一定の距離を保っている。近づくと逃げる。猫を飼っていると安心するのか、野良でも逃げないことがあり、長崎のグラバー邸でも近づいて来たし、ポルトガルのポルトでも親子が近寄ってきた。ここの猫は原爆ドームの主みたいに出没、地元のおじさんたちには馴染みの猫たち。
人通りが多いせいか、なんとか接触をはかるべく近づくが植木の中に姿を隠してしまう。ドームの向かいの川岸から学生たちの合唱の歌声が聞こえてきた。平和を祈る合唱なのであろう。今福島では原発事故の終息の目途もたっていない。レベル7の放射能漏れ事故がこの日本で起こるとは思いもしなかった。
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2011年06月09日

広島

6月に広島県立美術館で光陽会広島展が開催中で出品していることもあり、立ち寄った。
立派な美術館である。2月に東京で開催その巡回展、8月には京都市美術館で開催する。
広島訪問は3回目、妻同伴。街に緑が多い、以前の市長が緑化に力を入れたらしい。並木に「せんだん」の樹木が多く、今開花中、何故この木が植樹されたのか理由があるのかもしれない。知らない人が多い。市中に河が多い街である。めずらしく市電が走る。それぞれ型式が異なるのが面白い。市電があると街という感じがする。
都市化して日本から市電が消滅した。大阪も御堂筋を市電が走ったら街としての情緒が醸しだされることであろう。小さなポルトガルの市電は街の風景に欠くことのできないものになっている。
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2011年06月06日

牛窓(佐竹徳画伯)

2011.6.1牛窓の「瀬戸内市立美術館」を訪ねる。ここのオリーブ園に魅せられ30年以上、山腹の赤い屋根のアトリエで油彩画の制作を続ける。100歳で逝去するが90歳前後の時、このアトリエを訪ねたことがある、気楽に自らお茶を入れてくれた。実に気さくな人柄であった。制作は現場にキャンバスを立てて描く。重厚な作風、別室のアトリエで制作中の作品は見ることができなかったが、いつかじっくり鑑賞したいと思っていた。
亡くなって瀬戸内市役所牛窓庁舎内に美術館オープン。今回これぞ具象の油彩画、存分に観賞することができた。セザンヌに傾倒した時期があり筆致と色彩が色濃く感じられる作品もある。物を極めると具象も抽象化する。100歳まで描き続けた、その作品の繊細さと迫力に圧倒された。20年ぐらい描いてうまくなることはないのである。DSC01390.JPG
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みちのく(カド)

山菜と一緒に「カド」を御馳走になったことがある。「カド」はニシンを焼いたもの、アイヌ語で生ニシンのことを「カド」という。新庄地方では春に「カド」祭りがある。ニシンは(春告魚)とも言われ雪国の貴重な蛋白源として食されたのであろう。魚は大好きであるが食べ方が不得手で、この「カド」も味は良いが小骨が多く
食べるのに難渋した。皆器用に食べている。やはり山里の酒の肴には山菜と岩魚、ヤマメ、鯉料理が合う。
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