2010年10月31日

烏瓜


DSC00454.JPG大阪府の北部にある能勢の村里を訪ねた。小さな棚田と炭焼小屋がある。先日から寒波で時折雲の間から覗く陽差しが肌に暖かい。紅葉の気配がない。柿の実が赤くなっているくらいで、なんとなく淋しい光景、農家の無人店舗で「枝付き黒豆」を¥600で買う。2-3人のウオーカーに会うが、山中にいると誰にも会うことはない。猪の糞が散見される。熊は大丈夫だろうかと心配になる。
途中、烏瓜を見つける。蔓は枯れて紅い実だけが色鮮やかに
陽を浴びていた。中の黒い実は「大黒さま」の姿をしている。大黒さまは七福神の一つ。田舎の台所によく飾られている。果肉は化粧水、実は漢法の効用があり食することができるという。実を洗って一番大黒さまに似ているものを競った記憶がある。
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2010年10月30日

干上がったヤモリ

寝室を掃除していたら、カラカラに乾いて干上がり、両手、両足を伸ばしたままのヤモリが出てきた。今年のヤモリか昨年のものかは不明。ベランダの壁を徘徊する姿を見たことがある。以前、向いは竹藪と田圃と小さな溜池があったが今は開発されて竹藪が少し残っているだけである。20年前は姫ホタル、牛蛙や鳥たちも一杯やってきた。夕方牛蛙の声をよく聞いたものである。一度蛇の抜け殻がベランダに長々と横たわっていたこともある。今は蛇も蛍も姿を消して見ることはない。相変わらず蝉と蝶々は盛んに飛来する。春と夏は「ジャム」猫にとっては捕獲のシーズン到来、その合間にヤモリを捕獲しているようである。ときどき蝶々の羽も部屋の隅から見つかる。このヤモリも弄んだあと放置していたのであろう。「ミナ」猫はまったく捕獲には不思議と興味を示さない。「ジャム」が捕獲して泣き叫ぶ蝉を見ても知らぬ顔。
知能は「ミナ」猫が高い、食しても美味しくもないとよく
知っているのであろう。
021.JPG
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2010年10月27日

猫、それぞれ


024.JPG「夕貌の花噛む猫や余所ごころ」蕪村の句。気ままな相手にこちらも気ままに付き合う。夏目漱石の「吾輩は猫である」、谷崎潤一郎「猫と庄造と二人の女」、羽仁進は17歳の時、自分のお腹の上で猫が子供を産み、母猫の愛情にやさしく対応している。猫にまつわる話は尽きない。今日も能勢の山里で蝶々を追いかけるトラと黒の仔猫に偶然出会う。行動範囲は500mぐらいと聞くが、近くの農家は遠いのに、野菜の葉蔭で無心に
飛びはねている。
「ジャム」猫はこんな時もあった
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2010年10月26日

花梨をもらった


DSC00422.JPG先日花梨をもらった。まだ青い、このまま置いとけば黄色くなるのか。一日たったら一個大きいのが少し黄色く変化。昨年はマンションの敷地内の花梨が落ちたのを拾って妻が花梨酒を作った。見事な黄色の大きな落下花梨であった。どんな味か私は飲んだ記憶がない。梅酒にしろ甘酸っぱい果実酒はいささか苦手。美しい黄色の花梨の肌合いを眺めながら、ぼつぼつ熱燗で一杯、このほうがよほどよい。花梨、中国語でなんと発音するのだろうか。
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2010年10月25日

トイレット


DSC00318.JPG今日萩上直子監督の「トイレット」を
観賞、「かもめ食堂」に次ぐ佳作品、もたいまさこ唯セリフ一言のみ、好演技。ストーリ展開の面白さ。墓地で始まり墓地で終わる。飼い猫「センセー」がうちの「ミナ」猫にそっくり。あれだけ存在感はなく人見知りがひどい。言葉のない世界には猫がよく似合う。忘れていた、日本のトイレはすごい。この快適さを体感すると海外旅行がいやになる。
うちの「ミナ」猫は毎日私の朝のトイレに一緒に入る。一番安心できる場所らしい。
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2010年10月24日

サンタクルスの町


ポルトガル街並みスケッチ 052.JPGポルトガルの「サンタクルス」の海辺の漁村、保養地でもある。ここに檀一雄が1年半ほど滞在、地元の人々と交流。地元でも有名で碑文が建立され、檀一雄通りの名称まである。体調を心配して妻女が一人でこの地を訪問。タクシーでリスボン空港まで檀が迎えに来ている。夏を過ぎて私は檀一雄の小さな住宅
を見るために訪ねた、観光客もなく通りは閑散としていた。大西洋の怒涛が浜辺に打ち寄せていた。夕日の素晴らしい感動を檀は記述に残している。毎日毎日ダンワインを飲み続ける。体調を崩し帰国、「火宅の人」を書き上げ間もなく福岡でがんで死去する。
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2010年10月23日

少しまたポルトガルスケッチ


ポルトガル街並みスケッチ 010.JPGリスボンにある旧市街アルファマの路地裏通り、鰯を焼く臭い、生活臭
がなんとなく肌に合う。洗濯ものの滴が時折降ってくる。八百屋あり、レストランあり、看板がないので入口から顔を突っ込んで初めて分かる。路地裏のおばちゃんたちが窓から手を振る。大阪のおばちゃん並に元気。「ボンヂア」「ボンノイチェ」とあいさつ返す。猫の似合う街でもある。ここの坂道にはいつも閉口する。高齢のおばちゃんが買い物袋か,さげて上ってくる姿には同情を禁じ得ない
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2010年10月20日

猫のゴールデンタイム


016.JPG昼間は外壁工事で騒音もあり、廊下を歩く工事関係者の足跡、猫たちもひっそりと用心深い。「ミナ」猫だけが時折、様子見に窓際に出てくる。
昨日は強いシンナーの臭い、塗料の臭いなのであろう。
12時間は押し入れにこもっている。夕方顔を見せるとまた20:00ごろまで姿を消す。このあとが猫たちのくつろげるゴールデンタイム。膝に乗ったり、ベランダに出入りしたり、「ミナ」猫はTVをよく観る。阪神も巨人に二連敗、情けなし。聞いたことがないので、トラでない「ミナ」猫は阪神ファンとは限らない。
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2010年10月17日

どうしようもない猫


006.JPG「ジャム」猫、暇さえあれば私の後を追いかけまわす。1日、2-3回は抱いてあげないとクークーと鬱陶しい泣き声を上げる。それも抱いて座ったら駄目、立っていないと落ち着かないらしい。朝は早くから
お腹の上で起床を待つ。トイレにはついてくる。時折うるさいのでゲンコツで頭をコツン、感情の齟齬をきたす。いい加減で人間の言葉を覚えてくれ。
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2010年10月16日

猫好き


003.JPG猫を愛玩する人は多い、特に女性に多いように思えるが、男性の小説家には猫好きが多い。夏目漱石も猫のスケッチを残している。画家の藤田嗣治も多くの猫の絵を残している。こんな絵があったので模写してみた。「猫のいる自画像」1926年、本屋で雑誌をめくっていたら藤田が描いた壁画のあるフランスの教会の写真が目にとまったのでフト藤田の猫を思い出したのである。私ももともと猫好きではない、飼ったら「ミナ」猫がベッタリなついてしまった。
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2010年10月14日

元気のない猫たち


029.JPGいつもならこんなに元気に取っ組みあう猫たちも、外壁工事で業者の出入りと工事騒音で神経質になっている。ミナ猫は相変わらず日中は押し入れの中、ジャム猫は家の中をウロウロ、玄関前を人の足音がするとぴんと耳を立て緊張する。来月いっぱい我慢、ベランダに夜間出れないのが猫にとってつらいところ。
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2010年10月12日

夜逃げ猫


DSC00363.JPG夕べ「ミナ」猫が夜逃げした。階下の住人が猫が自宅の玄関を開けたら飛び込んできたと連絡があった。家中探したが姿がない。廊下の窓が少し開いている。以前にも2-3回窓を手で開けて廊下に飛び出て行ったことがある。それでも廊下をウロウロ、最後には開いた窓から入るか玄関に座って開けてくれと鳴き出す。どうして階下に下りたのか、同じ階下の知らぬ家の玄関から飛び込むほどの勇気のある猫ではない。自宅とたぶん間違ったのであろう。3階
より階下に下りた体験はない。今外壁工事中の騒音でストレスがたまっての逃避行かもしれない
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2010年10月11日

ザグレス岬


ポルトガル街並みスケッチ 014.JPG前にザグレス岬で出会った猫を紹介した。風景はこんな荒らしい大西洋の荒波が打ち寄せる景色、足が眩む崖で釣人の人影が足元に小さく見える。見るだけで足がすくむ。曇天で強風、途中から雨が降り出す。北海道のJR花巻線の車窓から見た歯舞附近の10月の沖に伸びた台地を思い出した。アフリカからの乾いた強風によるのかザグレス岬の岸壁は実に荒々しい。
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2010年10月10日

夏バテ回復の愛ネコ


DSC00348.JPG猛暑が終わり、少々動きが鈍かった愛ネコ、元気を回復。部屋中を一目散に走り回る。二匹で取っ組み合い。涼しくなりひと肌恋しく、すり寄ってくる。

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2010年10月09日

さらにポルトガルの猫


DSC00362.JPG山頂に小さな実に美しい村がある。モンサラーツ、崩れた砦の一部が残っている。城塞だったのであろう。奥に一軒のお土産がある。ほとんど観光客は見ないし、住民に会ったのはこの若い女性店員のみ。品物を勧めることもない、遠慮がちな態度、小さなアズレージョをひとつ
購入する。雑誌の切れ端に包んでくれた。「オブリガード」私がつい礼を言ってしまった。朽ちた土塀を立ち止まることもなく品のある猫が一匹スーツと通りすぎて行く。
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2010年10月08日

またまたポルトガルの猫


石畳の猫ポルトガルはカッコイ犬もよく見かける、しかし糞を片付けることはしない。歩いていて糞を踏みつけることがある。リスボンの街の通りで気品ある婦人が連れ歩いていた小さな犬が下痢しているのか、やわらかい糞を石畳の上に撒き散らした。ビックリ、そのまま通りすぎて行くではないか。野良犬はまず見ないが野良猫は
ポルトガルでは路地、城壁、教会、農家いたるところで出会う。やはり猫は石畳によく似合う。
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2010年10月06日

リスボンの街


ポルトガル街並みスケッチ 003.JPG美しい街リスボン。テージョ川のフェリーの上から眺める夕景は街全体が黄金色に輝く、川を渡ると船着き場に小さなレストランが2軒ほどある。美味しい魚料理を食べさせてくれる。
ヴィーニョ(緑のワイン)と鱈料理を注文、リスボンの夕景と美味しいワインで顔がほんのり赤く染まってくる。至福のいっときである。バスターミナルもありリスボンからの勤め帰りの老若男女が続々とフェリーから下船してくる。川に釣り糸を垂れている親子もいる。何か懐かしい、今の時を忘れてしまう。
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2010年10月05日

ポルトガル旅スケッチ


コインブラ大学ポルトガルの猫スケッチのついでに以前に描いたポルトガル風景スケッチで旅の案内をしましょう。1290年創立のコインブラ大学はポルトガルで一番古い大学、ここの図書館は圧巻、大学そのものが観光地である。黒いスーツ姿の女子学生が記念写真を撮っていた。学生は黒いマントを着て街を闊歩、市街地から狭い路地の階段の坂道を30分ぐらい歩くと大学に着く。急な坂道の両サイドには古い教会、陶器のの店、レストラン、学生の下宿らしき建物が続く、帰路の眺めもまた素晴らしい。モンテゴ川がきらきらと輝く。ファド歌手、アマリヤ・ロドリゲスのCDをこの通りで一枚買う、時折聴いてポルトガルを懐かしんでいる。
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2010年10月02日

続々ポルトガルの猫


DSC00347.JPGスペインの国境にある山の斜面にある鄙びた小さな街、石造りの民家が並ぶ。かっては砦であった。細い路地を通って約30-40分ぐらいで山頂の砦に着く。住民は見当たらない。土産物屋の看板もない。郵便局の標識らしいものがあった。坂道に疲れてフト空を見上げると民家の窓から、じーとぶち猫が私を見下ろしている。「ボアタルデ」と手を挙げると目をそらす、また私を凝視する。「アジュオス」と手を振って山頂を目指す。城壁からの360度の景観は息をのむ大パノラマ、その美しさに猫のことすっかり忘れてしまった。


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2010年10月01日

続ポルトガルの猫


DSC00342.JPGポルトガルの北部地方のヴィゼの街で出会った品格のある風貌の猫、タイムスリップした錯覚を起こす古い街並み、その路地裏通りでこの猫に出会う。ジロリと一瞥、のそりのそりと通りすぎて行く。この地域は「ダン」ワインの主産地、小さなレストランで小さな桶に入った新酒の赤ワインを飲む。作家檀一雄がポルトガルのサンタ・クルスに1年半ほど滞在したとき痛飲したワインである。
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